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    対処方法とは?>

    ライフスタイルの見直し

ライフスタイルを変えてみませんか。

男性更年期障害(LOH症候群)は加齢とともに増加しますが、発症年齢や症状の程度には個人差があります。高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームなど生活習慣病の合併や、運動不足、過食、飲酒、喫煙などライフスタイルの影響が非常に大きいからです。更年期を乗り切るために、この際、ライフスタイルをぜひ改善したいものです。

食事の改善

40~50歳代の男性になると若いころと同じ食事量を摂取していても太ってしまう人を多く見受けます。太りやすくなる原因の1つは、男性ホルモン(テストステロン)の減少です。テストステロンが減少すると脂肪の代謝機能が低下して、内臓型肥満が生じやすいのです。まず行うべきは摂取カロリーの制限です。脂質を減らし、食物繊維を増やすなどの工夫が必要です。

運動の習慣化

肥満、骨密度の低下、筋力の低下を予防するのに効果的なのが運動です。特に水泳、ウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動が薦められています。ジムで定期的にトレーニングをするのが理想的ですが、その時間がとれない方は日常生活の中にうまく身体活動を取り入れて運動習慣を作るとよいでしょう。エスカレーターやエレベーターを使用しない、と決めるだけでかなりの運動量が生じます。
運動と男性ホルモン(テストステロン)の関係も研究されています。中年の肥満男性がウォーキングなどの有酸素運動を行ったところ、男性ホルモンの増加効果がみられたという報告があります。
趣味としてテニスやゴルフ、山歩きなどで仲間と楽しみながら運動ができれば、ストレスから解放され気分転換にもなり、テストステロンを高める効果も期待できるかもしれません。

禁煙する、飲酒はビール1本程度

喫煙がさまざまな病気のリスク要因であることはすでに常識となっていますが、男性更年期障害も喫煙者に多い傾向がみられます。もしあなたがタバコを吸うのであるなら、まず禁煙したいものです。自力での禁煙が無理と感じている方は、禁煙指導を専門に行っている禁煙外来を受診してみるのはいかがでしょうか。

少量の飲酒では男性更年期障害の発症リスクが低下することが報告されています。しかし過量の飲酒は、糖尿病や心血管疾患のリスク要因であり、男性更年期障害も悪化させる要因となります。ビール1本程度に留めたいものです。

QOL(生活の質)を高めよう

男性更年期障害を予防し改善するためには、生活に満足感がありQOLが高く保たれることが必要です。QOLとはクオリティ・オブ・ライフの頭文字を取った言葉で、生活の豊かさだけでなく心や精神的にも満たされる概念のことです。仕事のストレスが多いために喫煙の本数が増えたり、過飲、過食に陥りがちな中高年が多くみられます。生活の満足度を高めるためには、仕事一辺倒ではなく、夫婦関係や家庭を大切にし、周囲の人びととのコミュニケーションを充実させることや、趣味を楽しむことも必要ではないでしょうか。
ライフスタイルを改善して、心身両面からQOLを高めましょう。

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